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昨日のNスペ「うつ病治療 常識が変わる」

結構な期待を持って見たのだが・・・昨日のNスペ『うつ病治療 常識が変わる』。

好まざることに、鬱を患っているぼくにとっては、まあ常識の範囲内というか、基本的には知っていることばかりだった。
確かに、薬の量や悪徳医師にはびっくりしたし、イギリスでの取り組みなど、興味を引く点もあったのだが。
脳みその血流を見て病気を客観的に判断するのは、特に興味深かった。

鬱病患者の見る番組ではなかったように思う。
医者を変えるにも、その元気が無いし、薬に対して文句を言うにも、その気力すら湧かない。
薬漬けの人って、そうなっちゃってるから、なかなか自分ひとりで病院を変えようなんて考えられない。
認知療法するにも、お金がかかるし、かといって重症鬱がこれやって、おそろしい結果にふらふらと迷い込むことだってあり得る。
そんなこと、分かっているんですよ。でも、鬱々なときは、それすら出来ないんですよ。
認知療法のベースには、「常識」というものが必要だし、その常識に従って、ゴールをきちんと見据えなければ失敗してしまう。暗い心のままで、これやって、「あ、死ねばいいんだ」なんて思っちゃったら、大変だ。
これを見て、鬱な方々が変な勘違いをしないことを祈る。

だから、周りの人のサポートが必要なのだ。
そういう意味で、鬱病患者の家族が見るには、良い番組だったかもしれない。
一般的には、鬱病は周りの人の理解、サポートが不可欠な病気だ。
この番組は、患者の家族は鬱にどう向き合うか、国や、医療に携わる人は、これから一億総抑鬱状態を迎えるにあたって、何を考えなければならないのか。
そういう点に焦点をあてた、という意味では、非常に意義のある番組だったのではないか。

あと1点。
「鼻くそほじって、オレ関係ねえよ、って感じで見ているアナタ、あなたも鬱になる可能性はあるんですよ」的な要素がかけていたのではないか。
1時間15分の番組構成を考えると、敢えて必要だとも思わないが。



脳みそ血流測定器で、実験台になった高橋アナウンサーが、実は鬱病だったと判明したら、この番組は鬱病患者にとっても良い番組になっていたかもしれない。
高橋アナウンサーが「鬱病希望の星」になれたかも知れないのだ。
一時期、「おはよう日本」のメイン女子アナ(?)だったことのある人が、ですよ。

冗談はこの辺で。
とにかく、もっともっと鬱病、躁鬱病に対する知識、意識が高まることを望む。
そして、本当にこの病が「心の風邪」となり、1週間程度で治ってしまうような病気になることを、強く強く、望む。
救われるのは患者だが、その患者が救われることで、その周りの人も一気に救われる。

ぼくも、このブログで「啓蒙」とまではいかないまでも、そんなことが出来ればいいなあ、などと変な野望を抱き始めている。
なんだか、別の病気に罹っている気がしないでもないが、まあいいか。
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うつ病

はじめまして。
なるほど...と、勉強になりました。
ステキなブログですね☆

自分自身も

私もここ何日かで「うつ」ではないよねと
自分に問いかける自分が居ます、
気分の浮き沈みが激しいかったり
正確にお医者さんに診察してもらった
訳ではないが、自分が怖いです。
番組見たかったです。

脳みそ血流測定器ってのがあるのですね。
これが広まれば鬱病に対する認識がすごく変わりそうですね。
客観的に示せるし、いわゆる擬態鬱もなくなるし。

返信>連環馬さん

コメントありがとうございます。
連環馬さんのコメント読んで、ものすごく考えるところがあり、本文記事を書かせていただきました。
ご一読いただけると、有難いです。
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