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鬱病と仕事

昨日、書こうと思って、やっぱりやめた、と全消しした記事。
やっぱり、書く。

といっても、どこかに取ってあるわけではないので、思い出しながら、ということになる。

昨日、突然、事業部長に呼ばれ、
「おまえ、なんで病気になったんだ?」
と聞かれた。

なんとまあ、単刀直入だこと。
意味を量りかねた。

そっちがそのつもりなら、こっちも。
「それを聞いて、どうするんですか?」

「興味本位。」
ああ、そうですか。

「というよりも、みんな、腫れ物に触れるように接しているからなあ」
やっぱり、そうですか。

「変だと思うんだよ」
何が?
「仕事しに会社に来ているわけだから、仕事は人並みに出来る、ということだ」
そうだ。そのとおり。
「まわりの奴らは、おまえをどうしていいのか分からないで困っている」
やっぱり、そうか。

「言いたいことは言っているつもりですが、通じていない、ってことですか?」
「言いたいことは、それは、おまえの真意か? 無理して言っている言葉か? それが分からないんじゃないか」
「半分は、真意ですね」
「なんだそりゃ」
「のこり半分は、仕事だから仕方なく、って感じですね」
「じゃあ、おれと一緒だな」

はははは。
事業部長は、最初の問いに戻った。

「ところで、何で病気になったんだ?」

長くなりそうなので、以下追記コーナーにて。
こんどは、普通に答えた。
「分かったら、最初から病気になんかなってませんよ」
「ストレスとか、いやなこととか」
「ええと、・・・きっかけはあったかも知れませんが、それはあくまでもきっかけです。骨折と一緒です」
「ん!?」
「転んだというきっかけがあって、骨折するように、ストレスがきっかけで、鬱が出てきた、そんなかんじです」
「ほう」
「ただ、骨がちゃんとつながったかどうか、ぼくにも分かりません」
「医者は何と言っているんだ?」
「普通に仕事をしてもいい、と言われています」
「いや、病気のことだ。骨はくっついたのか?」
「多分、分からないんじゃないでしょうか。レントゲンとって見えるものでもないですし」
「そうか」
「所詮、精神科ですから」

沈黙。
何となく、次の仕事のアサインメントのことだろうな、と直感。

ついでなので、思っていることを言ってしまおう、と思った。
裏目に出る可能性は大きい。リスク大だ。
でも、精神衛生上は、言ってしまったほうが楽だ。

「病気だからって、気を遣われ、ちまちました雑務しかさせてくれないのが、いちばんストレスなんです。いちおう、これでもPM(プロジェクトマネージャー)職希望ですから。
いつ終わるか分からない、最終的な目標が分からない、そんな仕事でなければ、問題ないと思います。ぼくのことは、ちょっとした持病もちだとお考えいただけるとありがたいです。
ストレスに弱いのは、ぼくの性格です。それで仕事がうまく遂行できないと判断されれば、PM不適合とご判断いただければ結構です。
病気は病気で、別で考えていただけませんか?」

我ながら、なんと都合の良い解釈。

「実績で判断しろ、ということだな?」
「はい。」
「では、突然、長期休養が必要になる、という点は、どう判断すべきなのだ? それも、おまえの実績ではないか?」

うう。でも、もう後には引けない。

「交通事故で急に入院した場合と、一緒です。個人営業でやっているわけではないですから、会社のだれかのバックアップがある、と考えて良いですよね。もちろん、二度と長期休養するつもりはありません。いままでだって、休みたくて休んだわけではありませんから」

事業部長は、「よし、わかった」と言って、話を切った。

最後に、「おまえ、ほんとに、鬱か?」と聞かれた。
ぼくは、「いまは、鬱状態ではありません」と答えた。
あとは、調べてくれ。


さあ、どうなる、ストラグラー。
昨日は、「ああ、どうなっちゃうんだろう」ってなかんじで、悶々としていた。
今日、すこしすっきりした気分で、これを書いてみて、思った。

そういえば、病気の前から、ぼくはこういう考え方をする人間だった。
バックアップもなく、突き進んだ結果、後に引けず、それが引き金で病気になった。
「この状況はやばいよ」という感覚は、何となくは分かるつもりだ。
また、ぼくの周囲の何人かの飲み仲間は、ぼくの症状、病状について、ぼくより詳しい。

なるようにしかならない。
どうなるか、知らないが、どうにもならないよりは、マシだろう。
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テーマ : ひとりごと
ジャンル : 心と身体

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こんばんは。
言いたいことは、ハッキリ言ったほうがいい。私もそう思います。
ストラグラーさんがしっかりと伝えたことは、必ずプラスになるような気がします。
私も結構、内側に溜め込むほうなんです。上司を前にするとどうしても小さくなりがちで、ストラグラーさんのようにちゃんと発言できることが羨ましいくらいです。
それに、この記事を読んでてわかりました。私自身、ストラグラーさんをどこか「鬱の人」として捉えていたんじゃないかなって。ストラグラーさんは、ストラグラーさん。それ以上でもそれ以下でもない。顔も体型も(?)わかりませんが、私なりにこのブログから感じるストラグラーさんの雰囲気を、大事にしたいと思いました。

返信>abstraさん

勢いで言ってしまった分、ほんとうにこれがぼくの言いたいことだったのかどうか、書かないと分からなかったんです。
もしかしたら、逆に、事業部長がぼくに言わせたのかな、とも思います。
(だとしたら、恐ろしい事業部長です・・・)
最後の部分、嬉しいです。自分で鬱と言っておきながら、「鬱のストラグラー」というよりも、「鬱でもあるストラグラー」っていう感じで捉えてもらえることに、すごく喜びを感じる、という、矛盾に満ちた人間であることも、ご承知置きくださいませ。
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