FC2ブログ

抗鬱剤で人殺し

事件の陰に向精神薬 公判でも争点へ
2009年4月16日 東京新聞朝刊『こちら特報部』

昨秋、福岡県で起きた母親による男児殺害事件で、母親が犯行前に抗うつ剤などの向精神薬を服用していたことがわかり、今後の公判で薬剤の犯行への影響が争点になる可能性が出てきた。動機などが不可解な事件で、実は被疑者が向精神薬を飲んでいたケースはほかにも多い。患者の人格や状態を見極めずに薬を投与する現代医療の問題が背景にあると、専門家は指摘する。

今朝の東京新聞朝刊の特報記事、こんな書き出しで始まっていた。
朝の忙しい時間のうち、3分も費やして読んだ内容によると、大体こんな感じだった。
「パキシル、ハルシオンなどを飲んで、凶暴になり、重大犯罪を犯すことがある」

えええ?、やばいじゃん。僕、パキシル飲んでるぞ。でも、睡眠導入剤は、ハルシオンじゃないから、大丈夫。しかも最近、全然飲んでないし。
しかも、僕、温厚だし。

・・・いやいやいや。
こういう記事を読んだ一般人は、僕が暴れているのを見たら、精神病院通院暦があるっていうだけで、白い目で見るのだ。「あああ、やっぱりね」
僕と僕の一家は、近所から村八分にされ、引越しを余儀なくされる。
僕は極めて温厚な人柄だから、なおさらだ。近所の奥様が、マスコミにインタビューされ、言うのだ。
「ストラグラーさん、普段はすごく温厚な人だったんですよ。まさかあんなことをするなんて、信じられませんでした。え?、ああ、そうなんですか。精神病院に通っていたんですか。やっぱりね」
あんなことって、どんなことだよ!!


超被害妄想。いかんいかん。
きちんと新聞を読み返してみよう。


なになに?、ふむふむ。
・・・・・・
(『記事全文をご覧になりたい方は、東京新聞朝刊または、携帯電話の有料会員サービス「東京新聞・東中スポ」をご利用ください。東京新聞は、関東エリアの駅売店、コンビニエンスストアなどでお求めいただけます。』だそうですので、本文全文は、お金を払って見てください。以下、概要のみ)
・・・・・・

福岡市で起きた母親による男児殺害事件では、線維筋痛症で一級障害者という、とうてい力を出せるはずのない母親が、パキシル40mg飲んで馬鹿力を出して、首を絞めて息子を殺した。
川崎市で起きたマンション15階子ども投げ捨て事件の犯人は、鬱病で2年前から薬を飲んでいた。
京都府で塾アルバイト講師が小学生女子を刺し殺した事件、犯人はアスペルガー症候群だった。
さいたま市のドンキホーテ連続放火事件では、犯行前に睡眠剤を服用していた。
愛知県で警官一人が死亡し立てこもり発砲事件でも、睡眠剤を大量に服用していた。

記事中に出てくる薬を、すべて列記する。
パキシル
トリプタノール
ハルシオン
マイスリー
デパス
レスリン
ドグマチール
トフラニール
ルポックス
リスパダール
タスモリン
アサシオン
ソラナックス

論調:精神薬には注意しよう。


はっきり言って、ここまで書かれてしまうと、僕は何をすればよいのか分からなくなってしまう。
ここ数日、妙にハイテンションな記事を書いていたが、それすら薬のせい? などと思ってしまう。
妻と喧嘩もできない。会社で上司にたてつくこともできない。「ああ、こわいこわい」と敬遠されてしまうのか?
鬱病になった僕が悪いのか?薬を出す医者が悪いのか?

結局のところ、鬱病患者、精神病患者なんて、昔も今も、扱われ方は変わらない。
「精神異常者」と括られ、腫れ物に触るかのような扱いをされるのだ。

自分が鬱病であることを、これからはしっかりと隠していったほうがよいのだろうな。きっと。


・・・おおお、また超ネガティブ思考!
今日はどうした、ストラグラー!!

まあ、でも、あまり自慢できることではないな。鬱病っていうのは。
こうしてブログで、一般の方々に鬱病の姿を知ってもらい、少しでも免疫を持ってもらうことが、いま出来る唯一のことかもしれない。
それ以上のことは、完全に薬断ちが出来てからだな。

さて、いつになるやら。
関連記事


テーマ : ひとりごと
ジャンル : 心と身体

コメントの投稿

非公開コメント

この記事に対して、同感です。
精神異常者とひとまとめにいわれてしまうんでしょうね。
どの薬を飲むのも怖くなりますね。
わたしもブログで少しでも実際のうつ病患者を知ってもらって、
誤解を解くよう努力したいと思います。

はじめまして

ストラグラーさん、こんにちは。
最近は精神疾患の治療薬についての話題が多いですね。
当方もパキシル、そしてハルシオンを服用しています。うつ病患者です。
パキシルは既に7~8年(最初はパニック障害+心気症の治療)飲み続けていますが、凶暴化したことはありません(笑)
多分、薬の作用以前に、本人の心持とか性質が土台にあって、運が悪いと事件が起きる…のではないかと思ってます。
じゃないと私自身が1級犯罪者予備軍です(^ ^;)

ストラグラーさん、そしてコメントでpafuさんが仰っている通り、私も自分のブログで「うつ病患者の実情」を公開し、少しでも偏見を持ってる人に実情を知っていただければなあ、と思います。

返信

>pafuさん
はじめまして。
きっと、薬自体は悪くないと思うんです。
敵は、世間であり、偏見であり、差別である、と、闘いを挑んでは敗れ去るストラグラーです。
今後ともよろしくお願いしますね。

>咲坂 ハユルさん
はじめまして。
そうですね。個人の脂質、いや、資質の問題です。
でも、病院行っているだけで、十派一絡げにされるあたり、まだまだ認知度が低いんですよね。

頑張るぞ!!

うつ病だからってことじゃないですよ
下手な情報が出回ってもらうと困りますね
うつ病になる人 多いですよ
うつ病で病院にかかってなくても
受診の必要がある 
と思われる人も多いですよ
薬だけの副作用ででそれほどわけわからなくはならないです
アルコールとか混ざってたら別ですが

返信>MOMOさん

僕の場合、いまのところ、アルコール混ぜても大丈夫そうです。
もしかしたら、単純にヤブ医者が多くなっているだけかもしれませんね。
精神科来たやつには、とりあえず「うつ」って言っとけ、みたいに。
内科医が症状分からないときに使う「風邪でしょう」と同じ。
「うつは心の風邪」を、医者が解釈するとこうなるのかも(笑)。

こんばんは。こっちのURIでもブログ書いてるのでこちらで。
(自分が躁うつ病だということを前面に出してます)

パキシルなどSSRIが原因で暴力事件が起きたというニュースは欧米でも多いみたいです。
(きちんとしたソースを提示できなくてすみません。いろんなブログやSNSなどで見かけるんです、そういう話題)
おそらくこの記事も「薬の影響」を主に書きたかったのでしょうが、健常者(かつ情報弱者)には精神病者=犯罪者予備軍みたいなとらえ方をされてしまうのでしょう。そこが残念です。

返信>さくらごはんさん

おおおお。このコメント、すごいっ!!
そう思った点は、2点。
その1
> ・・・健常者(かつ情報弱者)・・・
そう、本件、健常者=情報弱者なんですよ。
だからこそ、こわい。また、そこをきっちり分かっていらっしゃる、そして見抜いていらっしゃるさくらさんが、こわい!!
ただの禁煙おばさん(失礼!)ではないとは思っていましたが、まさかここまでとは・・・(笑)。

その2
URIという言葉を使っていらっしゃる。しかも、使用方法が正しい。
僕、SEなのに、URLという言い方しますよ。
すみません、本質的でないところで喜んでしまいました。
ランキング参加中
また、ランキングサイトに参戦することとなりました。
グリグリグリっとクリックお願いします。
にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
プロフィール

ストラグラー

Author:ストラグラー
システムエンジニア11年戦士。
世の中の出来事や身のまわりのいろいろなことに、興味の向くままに、てれてれと書き綴ります。
闘って撃沈したり、折り合いをつけたり、妥協したり、たまにはガッツポーズしたり。
お気軽にお楽しみくださいませ。

リンクフリー。お気に召しましたら、ご自由にどうぞ。

カウンター
目次

全ての記事を表示する

カレンダー
07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
カテゴリ
躁 (8)
本 (6)
月別アーカイブ
リンク
RSSリンクの表示
フリーエリア
edita.jp【エディタ】