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批判するのって難しい

面と向かって人を批判するのって、すごく難しいと思う。
でも、それをしないといけない場面が、必ずある。
皆さん、そういうご経験ありませんか?

面と向かわなければ、いくらでも、簡単に批判できる。
自分の言いたいことを言えば良いだけだから。


この2~3週間、人を面と向かって批判しなければいけない場面に、いくつか遭遇した。
そのたびに、実際に人を批判するのだが、そのたびに、「ああ、難しいなあ」と、必ず思ってしまう。
相手を批判するためには、こちらにも相当の覚悟が必要だ。
最初から論破されてしまうようでは、人を批判なんか出来ない。


そもそも、面と向かって人を批判しなければならない時って、どんな時?

当然、好き・嫌いとは違う。
自分の考え方と合致するとかしないとか、とも違う。
世の中の常識と一致するかどうか、だけでもない。

自分に確固たる信念があり、それが常識的に考えて正しいときに、それに対して違う意見を述べる人がいて、その人がそう考えることにより自分が不利益を被るときに、初めて批判できるのだと思う。
どれかひとつ欠けても、面と向かって人を批判できることは出来ない。
自分に正当性がなくなってしまうから。

もうひとつ。これを分かっていない人の、なんと多いことか。
いくら自分に正当性があると、客観的に思ったとしても、人を批判するときに、完璧に論破してしまってはいけない。
相手にとっては、人格を否定されること以上のダメージがある。
場合によっては、相手に「ああ、自分は駄目な人間なんだ」と思わせてしまうことになる。
それって、「鬱」じゃん。
理論的に、的確に相手を貶めるのは、絶対に駄目。

面と向かって批判する場合。
その人の人格を否定しないように、でも自分の意見がしっかりと伝わるように。
すごおおおく、バランス感覚が必要なのだ。
当然、相手の顔色を伺いながら、ということになる。

相手の人格をきちんと認め、その上で、その人の考え方を指摘する。
そういうことが必要なのだと思う。

昔気質の人は、そのへんをきちんとフォローする。
間違っているのはおまえの考え方であって、おまえの人格ではないんだよ、ということを、「おい、飲みに行くぞ」という言葉でフォローする。
こてんぱんにやっつけるんだけど、その後のフォローで、飲んで、心を開放し、相手に安心感を与える。

人をきちんと叱れる人間って、そういう人のことなのかな、と、思う。
怒るのは誰でも出来る。
叱ることのできる人は、そう多くない。

僕は、怒らずに、叱ることの上手な人になりたい、と思う。
きちんと、人を面と向かって批判できる人になりたい、と思う。
きちんと人を叱れなかった自分を、情けないと思う。
悔しい。

理想の自分なんて、ほど遠いところにいる。でも、少しずつでも、そこに近付きたい、と、思う。
矛盾するかもしれないけれど、これが、僕の理想。
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テーマ : ひとりごと
ジャンル : 心と身体

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難しいですね

ストラグラーさん、こんにちは。

記事を読んで、私自身色んな事を考えてしまいました。

今までの社会人生活で、2回ほど新人の教育係を受け持ったことがありますが、その時は「落ち込ませたら申し訳ない」という気持ちが先立ってしまい、叱らなくてはいけない場面で、遠まわしにフォローの言葉を重ねてしまい、勘違いさせてしまったことが何度もありました。
結局その後でまた叱ることになるので、私自身が「ダメだなあ…」と落ち込むこともしばしば。

また、これはかつての知人とのトラブルなのですが、その時は「困ってるんだ、来週には必ず返すから」と頼み込まれてお金を貸してしまい、しかし嘘を何度もつかれてお金を返してもらえず、挙句に私自身が完全にキレて、相手を泣かすまで言葉でやりこめてしまったこともありました(お金以外にも色んな問題を起こされたからでもありますが)
ストラグラーさんの書かれていた「貶める」をやってしまったのですね…

今でも、間違ったことを言ったとは思わないけれど、「もっと良い言い方があったんだろうなあ」と反省もしています。

難しいけれど、少しずつでも「相手へ何かを正確に伝える能力」を身につけていきたいなあと思っています。

長々と失礼いたしました(^ ^;)

返信>咲坂ハユルさん

ほんとに、難しいですよね(笑)

でも、叱り方の上手な人って、いるんですよね。
なんであんなに上手なんでしょう。

そういえば、僕は自分の子どもを、よく叱ります。
ついでに、子どもの友達も叱ったりします(あとで相手の親のところに行って、謝るんですけどね)。
でも、それと、他人を叱るのは、全然感覚が違います。

「相手へ何かを正確に伝える能力」を鍛えるのは、もう、場数を踏むしかないのかな、とも思います。
相手も、いずれ分かってくれるときが来る、と信じて。
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