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潮時、終わり方

晩秋。
陽の光が、やわらかく、冷たく、眩しい。

昼、散歩をしていて、気が付いた。
ああ、太陽の位置が、低いんだ。
彼岸からもう1ヵ月半が過ぎた。
冬至まで、あと1ヶ月半。

半袖の人もいれば、コート姿の人もいる。
みんな、迷っている。
夏の終わりなのか。
冬の始まりなのか。

晩秋。
いろいろなものが、終わり、眠りに入る時期。
夏の余韻に浸る者は取り残され、冬の準備に忙しい者は焦燥感に駆られる。

僕は、潮時、について考えてみる。
終わりを見失った、みじめなプロジェクトの潮時について。
その中にいる僕自身の潮時について。


今日も、終わりを見失った年寄りたちが、亡霊のように彷徨っている。
諦め方、終わらせ方、逃げ方、謝り方を忘れた人たちが、幽霊となって、まとわりつく。
未練を残し、ああじゃない、こうじゃない、と、今日も悩み、怒鳴る。
どうせ、最後に考えるのは自己保身だけじゃないか。
だったら、変な取り繕いなんかせず、最初から自己保身だけ考えているほうが、よっぽど潔い。

お願いだから、僕にとりつかないでくれ。
僕は、あなた方とは違う世界で、方法で、生きたいと思っている人間なんだ。
まだ亡霊にはなりたくない。

暴走組織は、周囲の言葉に過敏になり、過剰反応をする。
やらなくてもいいことに手を出し、やらなくちゃいけないことがおろそかになる。
判断不能。制御も不能。
やれやれ。
潰れて爆発して木端微塵になる以外に、道はないようにも見える。



僕は、いつまでここにいようか。
始まりのあるものには、必ず終わりがある。
始まりに関わった人間として、その終わりを見届ける義務があるようにも思う。
ただ、それは、そんなに大切なことなのだろうか。
僕にとって、どれほど価値のあることなんだろうか。

自問自答。きりがない。
どんなものにだって、価値はあるんだ、と思う自分がいる。
価値なんて、所詮、自分で勝手に決めた幻覚みたいなものだ、と吐き捨てる自分がいる。



秋は終わり、冬が始まる。
僕は、また何かを始められるのだろうか。
そのとき、僕は、何に喜び、何を楽しんでいられるのだろうか。
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テーマ : ひとりごと
ジャンル : 心と身体

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感受性豊かな故に、強く物事を捉えすぎてしまう事は良くあると思います。先が見透せないのは誰でも同じ。今年は秋が短く、急に変わりましたが、ゆっくりな年もあります。寒い日が続く年もあれば暖かい日が多い年もあります。それでも毎年春はやって来る。ね

返信>SFさん

コメントありがとうございます。
いろんなことがあります。嬉しいことも、吐き捨てたくなるようなことも。
来年の春も、もしかしたら状況は変わっていないんじゃないか。そう思うと、苛立ってきます。
でも、なるようにしかならないんですよね、こういうのって。
春が来たときに、その春をきちんと感じられたらいいな、と思います。
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