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放射線ホット・スポット

我が家は、チバラギ共和国にある。
関東地方の中でも、比較的放射線量の高いところだ。いわゆる関東地方のホット・スポット。
事故から3ヶ月。いま検出されている放射線ということで考えると、放射線を放出している物質は、セシウムなんだろう。

どのくらい高いか、というと、高さ50cmでの計測値で、0.5マイクロシーベルト/時、という値である。
年間に直すと、4.38ミリシーベルト。
ICRP勧告は、年間1ミリシーベルト以下(=国の基準値)。
ちなみに、放射線業務従事者は、5年間で100ミリシーベルトまで許されている。

さて。この0.5マイクロシーベルト/時という値。
気にしない人は全然気にしないけれど、気にする人はものすごく気にする、そんな数値。
普段生活している分には、まったく問題のない数値と言える。

ただ、子供がいると、事情は変わる。

一般的な場所では、0.5マイクロシーベルト/時かもしれない。
では、次のような場所は?
・慢性的な水溜り
・側溝の泥
・木の根元
・雨樋の下
・空き地の窪み
いずれも、降った物質が溜まっていそうな場所。
場所によっては、周辺の2~3倍の数値が出たりするところがあるんじゃないの?
そういうところって、子供は好んで近寄りそうな場所。
よく泥だんご作って遊んでいたりするが、それが「放射性泥だんご」でないとは限らないのだ。
ちょっと知恵のある子供なら、「原子爆弾!」などと言って投げそうである。
さらに、子供は、その汚い手で、顔を擦ったり、おやつを食べたりする。


ほんとに大丈夫なんだっけ?
3ヶ月で1.3ミリシーベルト(年間5.2ミリシーベルト)を超える場所は、放射線管理区域なのだ。
うちのまわりでこのマークを掲示しなければならない場所は、ないか?

もうひとつ、気になることがある。
この値、ここしばらく変化がないのである。
いろいろな状況を見ても、現在新たな放射性物質が降り注いでいるとは考えにくい。
ということは、あの事故後数日で降り積もった放射性物質が、特に洗い流されるでもなく地面に残り続けている、ということなのだろう。
コンクリートやアスファルトよりも、田畑や山林の放射線量が高い、というニュースもあった。
つまり、放射性物質は、どこにも流れずに、居座り続けている、ということになる。

セシウム137の半減期は、30年。
雨で流され、薄まっていくのを期待するしかないのかなあ。
校庭や公園の土は、もしかしたら入れ替えてくれるかもしれないけれど、我が家の庭の土はどうすればいいのかなあ。
雑草生やして、植物に濃縮されて、刈り取ってゴミに出すか。
そしたら、ゴミに出した植物が燃やされ、灰になり、さらに放射性物質が濃縮される。
セメント業者の引き取らないカスが、増えるわけだ。
ということは、燃えないゴミに出して、埋め立ててもらうか。
燃えないゴミに、刈り取った草を出したら、叱られるだろうなあ。

見通しがないのが、不安のいちばん大きな要因なんだろうな。
「こんな状態は、1年以内になんとかします。だから耐えてください」と、「この先どうなるか分かりませんが、耐えてください」では、現状が同じでも、不安感は全然違う。
食品からの被曝については今回書いていないが、そのへんも考えようとすると、かなり精密な計算を要する。
いくつか計算を試みた素人さんサイトもあるが、どうしても考慮点に抜け漏れが発生している。
「正しく怖がりましょう」の正しさが何なのか、誰もまともに計算できていないのだ。


というわけで、不安といえば不安。
大丈夫だ、と言われれば、そうかもしれない。
でも、「こんなことで不安がるなんて、ばっかじゃないの?」とか、「これで不安にならないなんて、どうかしてるんじゃない?」といった無責任な言葉には、耳を貸さないようにしたい。
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